あだむさんの部屋

日々感じる事を純粋に記していこうと思います。

体育会系青春時代①

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こんにちは!あだむです!

学生時代部活何やってましたか?
僕はハンドボール⚽やってました。

友と汗を流し切磋琢磨し、
お互いライバルとして部活に精を出してた日々。
しかし、覚えているのは不思議と辛かった事ばかり。楽しかった事はあまり覚えてないものですね。

☞という事で今回は

☆"部活で起こった嘘のような本当の話"をしていこうと思います。
今思い返せばなんだったんだろう?と思う不思議な経験でした。


【『気』をあやつる先生】
 
『気』というものはご存知だと思います。テレビで芸能人が、『気』をあやつる先生に"手を触れずに"吹っ飛ばされたり、投げられたり。実に不思議な現象ではないでしょうか?

しかし、僕は実際に高校の時に気をあやつる先生に指導してもらった事があります。

☞経緯

僕の通ってた高校は全国屈指のハンドボールの強豪高でした。
その当時は夏のインターハイを控えた、7月頃だったと思います。しかも地元で開催されるインターハイという特別な年でした。

練習前に監督から、『授業が終わったら視聴覚室に集合』との事でした。
視聴覚室に部員全員と監督となぜか"監督の弟"もいて、しばらくすると講義が始まった。
現れたのは、見事に"まん丸に太った中年のおっさん。"

『誰やねん!』
ですよ。

監督が、部員に中年のおっさんの紹介を始める。

監督『こちらの先生は、県内に毎日『気』を送って下さってる偉い先生です。皆さんが元気でいられるのもこちらの先生のおかげです。』

『へぇ~』

って、その時は高校生だしピュアだから

『凄いな!』

としか思わない。

今思えば胡散臭さしかない、"インチ気中年おじさん"だ。
講義が始まるとすぐに『気』の力を見せるためデモンストレーションが始まった。

部員一人一人の机に、銀のスプーンが配られる。

『まさか!?』

そう、"スプーン曲げ"をするようだ。

☞ここからはインチキ中年おじさん=先生とします。

先生『それでは、スプーンを両手に持って下さい。

特別な呼吸方を教えます。大きく息を吸い、

お腹から息を出すイメージで、一気に

息を出して下さい。息を出す瞬間に、スプーン

を軽く曲げてください。』

☆スプーンは鉄製で軽くじゃ曲がらないやつ。

一斉に先生の指示通りスプーンを曲げるが、曲がらない。
軽い力じゃ無理。

先生曰く『気を使いこなせれば、楽に曲がるという』

と、ここで監督が『曲がった!』といい
自慢気に部員にもやり方を説明する。

しかし、曲がらない。

☆その当時監督というのは絶対的存在。監督が右といえば右!左といえば左なのだ!
だから、曲がらないと、まずい。

すると、次第にスプーンが曲がりだす。

☞そう、皆"力の限り"スプーンをばれないように曲げていた。
『おー曲がった!』

やらせではあるが、曲がらないでは監督の機嫌をそこねる。
必死の努力で、全員スプーン曲げに成功する。

☞皆スプーンが曲がった事で、今回の"呼吸法"がいかに素晴らしいかを実証できた。

先生『呼吸法を使いこなせれば、力を数倍にしたり

試合中でも冷静に心をコントロールする事が

きる。
   
それでは、次のデモンストレーションに入

ます。』 


 
次のデモンストレーションが始まる。


つづく